年齢感覚が止まっている
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年齢感覚が止まっている

今回のお手紙は共感される方も多いんじゃないかと思っているのですが、相談者の方は、いわゆる「年齢感覚」が止まっているみたいなのです。

この方は今34歳になられたみたいなのですが、29歳とか31歳くらいで自分の年齢感覚が止まってしまっている気がしていると。「自分が34歳である」という実感が無さすぎるとおっしゃっています。例として、28歳くらいの会社の他部署の後輩に同年代くらいの感覚で気軽に接すると、少し萎縮されたりして、そこで初めて「私は彼と6歳も違っていたんだ…」と発見しショックを受けてしまったりもする。

「いつまでも若々しい気持ちでいいじゃないか」みたいな考え方ではなく、自分の実感に対して周囲が変わることに焦りを覚えているそうです。特に、親御さんがどんどん歳を重ねていくのに、自分の意識が若者のままなことに対して、恐怖を感じてしまうと。それで、しいたけ.さんの考えるこの"感じ"の「原因と対策」について教えていただきたく、どうぞよろしくお願いいたします、ということでした。

今回のお手紙で取り上げたいのは「年齢感覚が止まっている」というものなのです。冒頭にも言ったけど、これは多くの人がありそうで。

思うことを書いていきますね。

ちょっと前にテレビを見ていたら、ある漫画家の方が出ていて、今は親子で見るテレビの番組がかぶることが多いみたいなのです。昔だったら親は野球を見て、子どもはアイドルの歌番組を見たいとか、親と子どもでチャンネル権の奪い合いがあった。他の例だと、たとえば僕なんかも実感するのが、今は昔よりも「それぐらいの年齢になったらこの酒を飲め」とか、そういうのがだいぶ減りましたよね。

一昔前まで、おそらく、僕とかこの相談者の親世代の頃はよく残っていたと思うのですが、「社会や周囲によって年齢を実感させられる訓練」ってすごくあったわけでしょう。年齢はおろか、性別とか振舞い方まで。

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占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。2014年から『VOGUE GIRL』で週刊・上半期・下半期の『しいたけ占い』を連載中。近著に『しいたけ.の小さな開運BOOK』『みんなのしいたけ.相談室』など。お仕事の依頼は下のほうにある専用フォームからお願いします。