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困りごとから目を背けられない

けっこう前、個人鑑定をやっていた時に、どうしても「困りごとから目を背けられない人」という人がいました。やっぱり占いをやっていると本当に今困っていたり、「どうしてもこの穴から抜けられない」みたいな相談をされることも多かったです。

困りごとに遭遇してしまう原因とか、どうやってその困りごとと距離を取っていくかについては、本当にケースバイケースですし、これについては一般的な「こうした方が良いよ!」みたいな回答は出せなかったりもします。

ただ、そのような「いつも何かしらの困りごとに出合ってしまう人達」と対面していった時に、共通して自分の体に変化が出ることがわかったことがありました。それは、その人達と相対して話している時に「目を背けられなくなってしまったこと」が多かった。

これは今でも不思議なのです。

通常、僕は占いをやっている時に、適度に目を違う方向に逃します。というのは、占いの鑑定をしている時に「お互いにずっと目を見つめ合って話す」のは、あんまり良いことではないと感じるからです。それだと、面接になっちゃう。あと、何がなんでも「全部を話して」という空気に持っていきたくないし、深刻な相談が出る現場だからこそ、「軽さ」についても残しておきたいのです。

これについては、「気が合う知人や友達」と会っている時のことを思い返してみて欲しいのですが、自分が気をつかわない相手って、適度に話が横に逸れたり、あと、目線もどこかに逃すことができたりするじゃないですか。

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