親に八つ当たりしてしまう
今回のご相談が、ごめんなさい。ちょっとかわいかったんです。
「自分でも本当にくだらないなと思うのですが」と前置きがあるのですが、好きなアニメのキャラクターのぬいぐるみが欲しいと言い、この方は学校があったので(高校三年生)お母さんに頼んで買ってきてもらったそうなのです。
でも、どうやらお母さんは欲しかったものとは違うものを買ってきてしまったらしくて、「これじゃない」と言うと、お母さんがまた行って買ってきてくれると言ってくれたそうなのです。でも、そこでなぜか変なプライド?が出てしまって、「もういい」と言ってしまったと。わかります。言っちゃうことありますよね。
小さい頃から「天邪鬼」になって、自分の中の変な意地が邪魔して物事がスムーズにいかなくなってしまう。「どうしたらこんなことがなくなるのか教えて下さると幸いです」というご相談でした。
今回のお手紙から取り上げたいのが「親に八つ当たりしてしまう」の話なのです。
ちょっとですね、変な話から聞いてもらいたいのですが、僕は大人になってから(恥ずかしいから何歳でそう思ったかは言いません)知ったことがあって、それは誰かが「もういい!」と言う台詞は、実は「良くない」という意味を持つことなのです。
というのは、「もういい!」という台詞は、ある程度相手に甘えられる関係、相手と自分が親密な関係の時に出てくる台詞です。
それで、相手が「もういい!」と言った時に、「よし、良かった。収まったみたいだ。じゃあゲームでもやろう」みたいになると、その後大変なことになったりする。
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