通っているお店が過干渉気味になってくる
今回の相談者の方は美容室やエステ、お料理教室など、気に入って長く通い始めると施術してくれる人や先生の話の圧が強くなってしまうそうです。
こういう相談者みたいな方、潜在的に多そう。僕もそうです。なんか、通うところの店員さんがけっこう慣れ慣れしくなってきちゃう。それで、この相談者の方が受ける実害は、施術中やレッスン中、ずっとお相手の方の話が続き(ずっと相手のターンが続くわけですね)、それがきつく感じられちゃうと。話が長かったり、声が大きかったり、何かしらの圧がきつくなる。そして、プライベートに入り込まれる感じが苦手だそう。プライベート入ってこようとする人、たまにいますよね。笑 キツイなぁ。
それで、この方は「私が八方美人なところがあり、つい笑顔で聞いてしまうからなのか、相手のしすぎなのか」と分析されていて、サービス内容はとても満足だけど、精神的にきついです、というお悩みでした。
今回のお手紙から取り上げたいのが「通っているお店が過干渉気味になってくる」の話です。
この話を読んだときに、ある人の話を思い出したのです。ちょっと前なのですが、仕事柄、海外によく行く商社の方のYouTubeを見たことがあるのですが、それがけっこう面白くてハマった時がありました。それで、海外も治安の良いところから治安の悪いところまでピンキリで行ってきて、その人が言う、「旅行などで海外に行く日本の人のためのアドバイス」がものすごく説得力がありました。
かいつまんで言うと、日本の人って、「相手のことをわかってあげようとする」とか「初対面で相手の懐に飛び込もうとし過ぎる」とか「笑顔で話を聞きすぎる」みたいな“弱点”があるみたいで、これが、治安の悪い海外の地域だと「悪人の恰好の的」にされるそうなのです。むしろ、海外に言ったら「ムスッ」としているぐらいの無表情さで、良い意味で「ピリピリとした緊張感」を残していた方が、無事にその旅を終えられる確率が高まるそう。
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