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この時期に出てくる燃え尽き感

自分の人生に長く付き合っていると、大小様々な「燃え尽き」と遭遇すると思うのです。

「急に体が動かなくなる」な大きなものから、「SNSに書くことがなくなった」ということなんかも含めて、燃え尽きは「意図せず、自分が“無”になってしまう。今まで出てきた何かが出てこなくなるようなこと」であったりする。

燃え尽きって、パターンが決まっていることもあれば、パターンが決まっていないこともあったりします。

たとえば、「私はさ、大好きなパンが食べたくなくなっちゃった時、あ、燃え尽きがきたなと思うわけよ」と、パターンが決まっている方もいらっしゃるでしょうが、僕が色々な人を観察してきた部分においては、「パターンが決まっていない形で訪れる燃え尽き」の方が多い気がするのです。食べたいパンは思い浮かべられても、他のことがまるで何もやる気が起きなくなっちゃったとかですね。

もっと言うと、自分に「燃え尽き」が訪れてきているような時って、「何したい?」という形でされる質問に答えるのが難しくなっていく。

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