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過去の記憶に苦しめられ続ける

今回の相談者の方は、ご両親が離婚されており、お母様がかなり苦労をされて、相談者の方を含んだ5人の子どもを育ててくれたそうなのです。

ただ、家の中は、相談者のお姉さん達が空気を支配していて、嫌なこともたくさん言われてきたみたいなのです。それで、大人になった今でも、なにか上手くいかないことが起きた時に、昔の記憶が蘇ってしまうそうです(相談者の方の言い方だと“昔の自分が膝を抱えているような気がする”)。

過去の記憶を過去のものとして扱うには、どうしたらいいのでしょうか、というご相談を頂きました。

今回のお手紙から取り上げたいのが「過去の記憶に苦しめられ続ける」の話なのです。

このお話を聞いて、一番最初に考えた話が「夢の不思議さ」なのです。

夢って、別に現実生活が不調じゃない時も、すっごい昔の悪夢を見ることがあったりするじゃないですか。夢はすごくしつこいところもあって、朝起きてから「いや、何回その嫌な記憶を思い出させるのよ」と思わずツッコミを入れてしまうぐらい、「昔の悪夢」を思い起こさせる。実際に、夢における悪夢って、少しだけ自分の実体験とズレているところもあるし、ファンタジーみたいな要素が追加されていることもあるけど、それでも、しつこさは変わらなかったりしますよね。

それで、「人はなぜ夢を見るのか」については諸説があって、一説によると「脳の再整理」を常に行っているみたいなのです。

たとえば自分が昼間に体験したことを、「こんな感じかしら、このカテゴリーに入るかしら?」みたいな感じで、頭の中の図書館の棚みたいなところに入れるみたいなのです。それで、「これは嫌な記憶とか、心配している記憶だから、悪夢のコーナーかな?」みたいな感じで、脳みそが再整理するために使う感じみたいで。

その話を聞いたとき、頭の中に図書館があって、それで、「楽しいコーナー」に入れるためにも、「悪夢コーナー」を通って、その時に映像として夢としてまた流れることもあるのかなと、個人的には思ったのです。

なんでこんな話をしたのかというと、「過去の、もう思い出さなくても良いような話を、今思い出してしまう」のって、多分、頭とか脳とか、あと、自分の防衛本能的にはなんらかの意味があるのかなって考えるのです。

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占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。2014年から『VOGUE GIRL』で週間・上半期・下半期の『しいたけ占い』を連載中。近著には『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』、『anan特別編集 しいたけ.カラー心理学 2020』などがあります。