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人に指導することが苦手

今回の相談者の方はずばり、人に指導をすることが苦手と感じてしまっているようです。この方は現在、お仕事で店長職についており、どうしても人を指導しなければいけない立場にあって、「どうすれば気持ちの良い(さっぱりとした)伝え方ができるようになるのか」と考えているそうです。

「どうすれば気持ちの良い(さっぱりとした)伝え方ができるようになるのか」と考えていらっしゃるところが、この方のお人柄が表れているようで、何かすごくほっこりしてしまいました。

具体的には「気をつけていただきたいです」とか「改善をお願い致します」など、相手の懐に踏み込まないような遠回しの言い方ばかりしてしまうそうで、本当は「駄目です、改善してください!」とサクッと言いたい心の内側も教えてくれました。あ、これが「さっぱりとした伝え方」のことなんですね!なるほど。

ただ、感情や圧の入った言い方になってしまうのも怖いそうで、何かアドバイスがありましたら、とのことでした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「人に指導することが苦手」の話なのです。

まず最初に、これ本当、自慢話ではないんで聞いて欲しい話があるのですよ。

最近、美容室とか、あと、執筆疲れでヘッドスパに行っているんですが、すごくそこのスタッフの方とかアシスタントの方から私、自分でも不思議なくらいに(客として)人気があるみたいなんです。あっ、待ってください!「なんだよ、自慢話かよ」と言ってページを閉じないで欲しいんですけど、僕もやっぱり不思議だったんです。年を取ってからの方が、なぜか周りの人から笑顔で受け入れられるようになったんです。

その理由を考えたのですが、僕自身、自分が年齢を重ねて「もう若くない」となったぐらいから、周囲の人に「ありがとう」を伝えるように意識してきたんです。

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