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学生時代に仲良かった子と久々に会った時に感じた寂しさ

今回の相談者の方は社会人2年目なのだそうですが、学生時代の友達に対して「あれ、こんな人だったっけ?」と思ってしまうことがあるそうです。

なんていうか、こういう「卒業」とか「新生活」が絡む話で、前まで気が合っていた人との仲で「あれ?」と感じる節目みたいなものはあったりしますよね。それで、学生時代の友達と一緒に旅行に行って、そこで話しかけても友達の声がなんだか小さくなってしまったように感じて、何回も聞き返さなければいけない場面があったそうです。

他にも色々と友達に対して感じることもあって、学生時代とパワーバランスが変わってしまったようにも感じられてしまって、次に遊びに誘うのはしばらくやめようかなとも思ってしまうそう。ただ、学生時代にあんなに仲良かった友達とあえて距離を置くことに対してとても悲しい気持ちにもなってしまうそう。こういう気持ちに対してどう折り合いをつけていけば良いのか、という相談でした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「学生時代に仲良かった子と久々に会った時に感じた寂しさ」についてなのです。

「昔仲が良かった友達と価値観やリズムが合わなくなってきてしまった」という悩みとかモヤモヤみたいなものって、多くの人が体験していくものでもありますよね。それぞれの人は、それぞれのペースで「ライフ・ステージの変化」を体験していくものだと思うし、その時その時の「勢い」みたいなものもやっぱり変わってくる。

最近ですね、僕も同じようなことを体験したんです。昔の友人と久しぶりに会って、割と長めの時間を一緒に過ごしたんです。でも、リズムとか、考え方とか、大事にしているものが昔はけっこう一緒の部分があったんですけど、今はそれぞれに「違ってきた」みたいなことに改めて気づいた。だから、昔よりかは「一緒にいたい濃度」が少し減って、距離のある付き合いが大事だなと勝手に思いました。

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