生真面目であることをやめたい
今回のお手紙から取り上げたいのが「生真面目であることをやめたい」という話なのです。
最近、僕自身が「努力」と「幸せ」の関係について考えていることがあって、そこにも触れながら「真面目過ぎるのをやめたい」と思っている人に対して何かを伝えさせて下さい。
生真面目に働く人達
僕が占いの仕事を始めて何年か経った時に、雑誌の編集者の人やスタイリストさん、そして、ヘアメイクさんなど、そういう業界の方がお客さんとしていらっしゃることが多くなったのです。
その人達と話してみてすごく興味深かったし、話が合ったのは、いわゆる独立心があって、自分のやり方や自由であることにもこだわりがあって、そして、日々真剣勝負が好きな人って、フリーが向いていると思うのです。自分で戦って、自分で切り開いていく。そっちの方が燃えるし、無駄な時間を過ごしたくないという気持ちもある。そして、何よりもその人達はちゃんと生真面目でした。いくら仕事をしても不安。そういうのを職業病として持っているプロの方は多かったです。
そうやって「フリーの世界」で何年も、そして、人によっては何十年も戦ってきた人にはいずれどうしても「疲れ」が出てきてしまうのです。もちろん、フリーの立場の人だけが疲れるとか、そんな話ではないです。
フリーの人が何に疲れるかというと
「常に戦って、常にスキルアップして、常にお付き合いを大切にしていかなければいけないこと」
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