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自分しか感じない“怖さ”について

今回のお手紙から取り上げたいのが「怖さのバリエーション」についての話なのです。

まず、今回お手紙で「しいたけ.さんは怖さがあった時にどのように向き合っているんでしょうか」と聞かれたのです。それに対してお答えしていきたいと思います。

怖さには色々な種類がある

僕自身も、そして、これを読んでいる皆さんも「怖さ」というものを抱えて生きていると思うのです。なんていうか、「怖さを感じる心」って、「味覚」とか「聴覚」とか、そういう、人が生きていく上で備わった基本的生存に関わる能力じゃないですか。

「あ、今日会社行くの嫌だな」

というのも、そういうのも「怖さ」の一種なわけで。

一方で、遊園地に行った時に、ジェットコースターに乗る前に「わー、怖そう!」と言っているのは明らかにあれはもう「楽しそう!」と同じ意味じゃないですか。ワクワクに繋がる怖さもある。

ただ、真面目な話として「足がすくんでしまう」とか「あの場所だけには行きたくない」とか「ああいう人にだけは会いたくない」と感じてしまう怖さは、それはもうほとんど「過去にあったかなり強いパニックやトラウマの体験」に根差しているものなので、これを解消するためには時には医療機関などの助けが必要になることもあります。

怖さには色々な種類がある。各個人によって固有に、特別に怖さを感じてしまうものもある。

それを踏まえた上で、僕が注意して扱う「怖さ」の感情についてお話したいと思います。

人との会話で、言葉はあんまり聞いていない

ちょっと変な話をしたいのですが、僕は他人の話とか、後は、他人が何か提案してくれた時に、その言葉はあんまり聞いていないのです。ちょっとカッコつけるようなのですが、言葉の背後にある音を聞いています。はい、ちょっとカッコつけましたね。嫌いにならないで下さい。

どういう意味なのか説明するために、以下の言葉をそれぞれの人の頭の中で音声変化させて下さい。

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