自分の直感の声を拾える人=やさしくない人
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自分の直感の声を拾える人=やさしくない人

過激なタイトルなのですが、占いを仕事として生きてきて、「直感」というものを拾うのが上手い人と、そうでもない人がいるみたいな感覚があります。

なんかほら、「直感」をまるで、自分の相棒のように使いこなしている人がいるじゃないですか。「ピピーときたわけ。それでね、その土地を買ったわけ。あとはもう、爆上がりですよ」みたいな。実にうらやましい。

それで、今回のコラムは「直感の声を拾える人」について書いていきたいのです。

まずは少しだけ、僕の思い出話を聞いて下さい。

突然なのですが、僕は自分の人生の中で一度だけ大きな決断をしたことがあったのです。その「決断」は今に繋がる道を選んだことなのですが、その時も含めて、「大きな決断」というのはひとつぐらいしかしたことがなかった。

僕がイメージする決断って、「意を決して川に飛び込み、そこから流れに逆らったり、横切ったりして、なんとか向こう岸にたどり着く」みたいな感じなのです。だから勇気もいるし。怖い。その決断が間違えている場合、混沌とした川に流されてしまうかも知れないからです。

一方で、僕の人生は「決断」ではなくて、「成り行き任せ」がすごく多かった。恥を忍んで言うのですが、僕はおそらくかなりバカで、いつの間にか川に流されていることが多かったのです。もう川に流されてしまっているから、「あ、ヤバイ。なんか岸に着かなきゃ」と思って、MAXの力で岸にたどり着いたらそこが新天地だったみたいなことが多過ぎたのです。いつの間にかピンチになっていて、そこからなんとかしようと必死でもがいたから、自分から決断して「川に飛び込む」みたいなことはやったことがあんまりないのです。ピンチをなんとか抜けたその3日後に面白そうなドングリを追いかけて、川にハマることなんかも多かったです。

それで、僕が唯一記憶に残る決断が、事務所をたたみ、占いの個人鑑定を一回辞めた時なのです。この時の記憶はもう、本当に生々しく覚えています。

ある年齢から占いをはじめ、始めは喫茶店とかでお客さんに会っていて、そのうち事務所を借りて、そこで個人鑑定を仕事としてやり続けました。はじめて事務所を借りた時はもちろんすごく嬉しくて、後輩を呼んで「ここまでくるのにさ、本当に大変だったよ」とか強制的に自分の苦労話を聞かせたりして嫌がられました。

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占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。2014年から『VOGUE GIRL』で週刊・上半期・下半期の『しいたけ占い』を連載中。近著に『しいたけ.の小さな開運BOOK』『みんなのしいたけ.相談室』など。お仕事の依頼は下のほうにある専用フォームからお願いします。