手の届かないと思っていた人とご縁が出来た
今回のご質問はいわゆる「不思議系」の話でとても面白かったです。
この相談者の方は急に「手が届かないはずの人」との縁ができてしまったそう。「あまりに突然、かつ自然な流れではく不思議な流れで繋がりました」と書いてありました。一体どういう人なんですかね。ずっと憧れていた人なのか、有名人の方なのか、それとも立場とかクラスみたいなものが違う人なのか。
その辺は明記していなく(特定されちゃうかも知れないし、相手に迷惑がかかるかも知れないから明記できないかも知れないですね)、相談者の方はこの突然の縁に対して「つなぐべき縁なのか、あまり深入りしないようにすべきなのか」がよくわからないままでいるそうです。望んでいる縁だけど、自分にプラスな縁なのかはわからないという感覚だそう。
それで、質問としては何か新しいご縁が会った時に、その縁の善し悪しというものは存在していたり、(善いものなのか、悪いものなのか)の見分けがつくポイントみたいなものはあったりするのか?というものでした。
今回のお手紙から取り上げたいのが「手の届かないと思っていた人とご縁が出来た」話なのです。
まずですね、「縁の善し悪し」というのは、やっぱりちょっとシンプルに答えるのが難しかったりします。「危なそうだから、その縁はやめておけ」というケースも、その人が次のステップに行くために必要な縁であるなんかも絶対にあるし、「すごく安心する関係」こそが、退屈ですぐに終わってしまうみたいなこともあったりする。
もし、縁というものに正解があるとするならば、「その縁によって自分が得をするかどうか」と考えるのではなくて、「その縁にたどり着いたときの自分が必死なのかどうか」だと思います。憧れの世界の空気をひとつでも吸収しようとものすごく頑張ってみたり、好きな人から認めてもらえる嬉しさを味わうために必死になったり。「ちょっと自分には分不相応なものだよな」と感じながらも、日々のレベルアップを誓ったり。そういう「必死」の時って、相手に悪意があろうがなかろうが、その縁による恩恵を受けていくことができます。
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