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成長とともに家族の在り方を変えるべきか

今回のお手紙は家庭生活のお悩みが書かれておりました。

相談者の方は結婚して十数年で、ご主人がいて、お子さんが二人いらっしゃるそうです。それで、これまでの自分の家庭生活において、ご主人が生活の中心にいたと。ずっと、ご主人が過ごしやすいようにしてきたそうです。このお手紙、特に「しんみり」とした意味も感じず、おそらく大事に自分の好きな人のために色々やってきた印象を受けました。

ただ、そこに変化が起きた。

ある時期から半年間仕事でご主人が家にいない状態にあり、その半年間の間で相談者の方が「すごくストレスのない生活を送っていること」に気がついたそうです。そういうタイミングで何か気づくことってありますよね。

それと同時に、ご主人の家族に対する態度などにも疑問を抱き、「このままでいいのか」と考えるようにもなった。つまり、今まで「これでいいや」と考えていた自分とは真逆の考えを持つようになったそう。子どもたちの成長もあって、これから先、どのように過ごしていけば良いか。そういうお手紙でした。

今回のお手紙から取り上げたいのが「成長とともに家族の在り方を変えるべきか」の話なのです。

まず、丁寧なお手紙をありがとうございました。なんでしょう、まずはじめにこのお手紙を読んで思ったことは「手紙って本当に人柄が出るよなぁ」という感想なのです。このお手紙ってもちろん、お悩みのお手紙なわけじゃないですか。つまり、まぁまぁ困っている状態。でも、この相談者の方が淡々と、そこまで長くなく、状況の説明やご自身の心境の変化などを丁寧に書いてあるリズムっていうんですか。そのひとつひとつの響きに癒されました。こういう方って、やっぱりすごく丁寧だし、そして、「丁寧にやってられねー」みたいなところでは素早く済ますでしょうし、色々見ておられる方なんだろうなと勝手に推測しました。

それでですね、もうひとつこの手紙を読んだ感想を伝えさせて下さい。

おそらく、この相談者の方のお悩みの核って、「勘」なのです。もっと言えば、女の勘。「は?勘?」と思われるでしょうけど、聞いて下さい。僕は人が持つ知性とか、センスとか、能力。そういう色々な有益なものの中で、一番大事なものって「勘」だと思うのです。

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