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なぜか知らないけど参るのが怖い神社について

最近インスタグラムである漫画家さんが描いているすごい怖い話を読んで、なんか本当、怖かったけど、面白かったんです。内容を書いてしまうとちょっと問題が起きてしまうかも知れないので、伏せます。ただ、神社系の話だったんです。

僕にも神社系の怖い話の実体験があって、あ、そこまでは怖くないので読んでも大丈夫だと思います。昔、ある有名な古代からの神社がある地方に神社巡りツアーに行ったことがあったんですよ。すごく不思議なんですけど、その当時は色々と本当に進路に迷うようなことがあって、けっこう真剣な気持ちで「巡ろう」と思っていたんです。そしたら、その空気感を察してか、神社にいる神主さんとか、色々な人に声を掛けられたんですね。今でも変わらず、神社に行くけど、声ってそんなに掛けられないじゃないですか。でも、あの当時はすごく声を掛けられた。「ここに来たなら、○○神社にも行った方が良いよ」とか、何か「参拝の手順」みたいなものも教わったんですね。

そのアドバイスのひとつに「この辺の神社は強力だけど、午後3時以降は神社の時間では夜だから、行かない方がいいよ」というものもあったのです。

でも、そういうアドバイスを聞かなかったりするじゃないですか。本当、ごめんなさい。それで、ある日に「もう一軒」だけ行きたい神社があって、そこは恋愛系とか縁結びで有名な神社だったんです。15時半ぐらいの到着になって、15時は過ぎてしまったけど、境内にはけっこう多くの人達がいたので安心した覚えがありました。

その神社には恋愛占いで有名な池があったのですが、そこはやはり人気スポットで、僕もその池に並んでいたんです。そしたらですね、明らかに「その神社に来て、境内に入った瞬間に感じた空気」と、段々と陽が暮れていって、「神社が森の世界に戻っていく」空気の違いをすごく感じたのです。池で恋愛占いをしている人達も「キャッキャ」とやっている人達ではなくて、心無しかちょっと暗い面影と言ったら失礼になってしまうかも知れないのですが、少し影を含んだ表情になっていく気がしました。

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