嫌な予感を当てるお友達
突然ですが、皆さんは「嫌な予感」は当たったりしますかね。
「なんとなくあの人は怪しい」とか「このプロジェクト、個人的にはやっぱり上手くいって欲しいけど、なんかトラブルも起こりそう」、「この人を信じて大丈夫か」。
「嫌な予感」というのは、もちろんネガティブなものです。でも、生きていく上で「嫌な予感を当てる正確性」というのはけっこう大事になっていくものでもあります。というのは、どの人にも色々なタイミングで契約であったり、誰かとパートナーシップを組んでいくことであったり、進路先なんかを選んでいく機会も出てきます。
その際、「嫌な予感」があるおかげで軌道修正ができたりだとか、「もしもの際、こういう方向性も残しておこう」など、保険を掛けておくこともできるから。
前置きが長くなってしまったのですが、僕の友達のひとりに「嫌な予感を当てるプロ」の人がいるんですよ。少し怖いんですけど、別にこの人は「嫌なことをズバズバ言う」というタイプではなくて、会った印象はものすごく控え目なのです。人と話をしていても、どちらかというと「聞き役」で、適度なタイミングで「あー、そうなんすね」と相槌を打ち、そこまで自分の印象を周りに与えない。むしろ、隠れているんです。
でも、その友達が誰かと少し話した後の印象とか、あと、周りの人が最近の人間関係の中で起きた出来事を喋ったりすると、「その人って、多分○○なんじゃないかな」とか「あ、多分、今後○○が起こるよ」みたいなことをポロッと言ったりする。それで、僕も占い師をやっているから、悔しいんですよ。そんな予言めいた未来予測をされてしまって、それがけっこう確率で当たるとなると、どうしても秘訣を聞きたいじゃないですか。あ、ちなみに「嫌な予感を当てるプロ」でもあるんだけど、「良い方向に行きそうな話」に関しても、当てます。
「嫌な予感を当てるために何をしているのか。訓練をしているのか」
とある日秘訣を聞きました。
そしたら、その回答がすごくあっさりしていて
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