些細なことを注意されただけで許せなくなる
今回お手紙を下さった相談者の方は、もともと優等生タイプで怒られ慣れていない面があると自己分析をしていて、些細なことで注意をされたりするとずっと引きずってしまうそうなのです。
怒られること事態がとても恐ろしく感じてしまい、だんだん「どうやって仕返しをしよう」と考えてしまう。その目的は「そうすればこの気持ちは晴れるのでは」と考えてしまっている自分がいるからだそうなのです。そんな弱くてズルい自分が嫌になってしまっているとのことで、何かアドバイスが欲しいというご相談でした。
そんな今回のお手紙から取り上げたいのが「些細なことを注意されただけで許せなくなる」の話です。
最近ですね、あるドキュメンタリー番組を見ていたんですけど、「人を怒ること(=しかること)ってすごいことだな」と改めて感じたのです。あ、もちろん感情のままに怒るとか、虫のいどころが悪いから怒るとかの方じゃないですよ。
それで、人を怒ることって、ものすごく難しい。
どうしてかというと
「怒る人」と「怒られる人」
って、かなり人間的に厚い絆というか、信頼関係が必要なのです。特に「怒られる側が、怒ってくれる人を信用していなければそもそも怒ることに意味がなくなる」というのがある。
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