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人脈と神社の関係について

ずっといつか、“人脈”について自分なりの考えを書きたかったのです。

人脈ってまず、正解がないです。だって、人との付き合い方に対して、外から「こうしなさい」みたいな話はあるわけがないですし、人の数だけ“人脈”に対する考え方や感覚があるわけですし。その前書きを書いた上で、僕なりの人脈についての考え方を書きたいです。

僕は、人脈は神社と似ていると考えています。

「あ、スピリチュアルな話ですね。私ちょっとそういうの苦手なので。ありがとうございました。これから夕飯の焼きそばを買いに行きます」

と思ったあなた、もうちょっと待って話を聞いて下さい。

なんで人脈が神社なのかというと、人脈も神社も、「すがるところ」とか「頼るところ」ではないと個人的には考えているからです。何か、僕は人脈も神社に関しても、“自分の容量を超えて手を広げ過ぎると、逆にそのパワーからのダメージを受ける”みたいに考えています。

ほら、よく「色々な神社に行って、やたらめったらいっぱいお札とかお守りとかを持ってこない方が良い」という話があったりするじゃないですか。神様同士が喧嘩するって。

もちろん、神様同士が喧嘩するって俗説にはなるんだろうけど、やっぱり自分が仮に神様の立場になってみたら、「あなたさ、この前も○○神社で祈ってきたばかりじゃない。そこの筋通しなさいよ」みたいに思うんじゃないか。

そして、僕は個人的に神社という場所は「何かを願っていく」わけじゃなくて、個人的には「自分の生き方を見てもらいにいく場所」だと考えていたりします。すごく青臭い言い方だけど「神様、私やってやるから、私の生き様を見ておいて下さいね」みたいに自分を報告しにいく場所。

人脈も、神社も、「縁によって結ばれていく」ところもあるし、あと、その縁についてもちろん「相手」も絡む以上、注意深く扱わなければいけない。ここをもうちょっと詳しく説明させて下さい。

一般的に、「ある人の力」を計上する際、その人がどういう勉強をしてきたかとか、どういう活躍をしてきたかとか、あとはやっぱり、「誰とどういう繋がりがあるのか」という部分で測られる部分はあると思います。もちろん、それだけがすべてじゃないけど、人脈って、割と即時的に力を発揮することもある。「え、あの人と繋がりあるの?」なんて言われて、気持ち良くなることなんかもあるのだろうし、自分から「俺、あの人と繋がりあるよ」と報告していく場面もある。

直接的な言い方をしてしまうと、自分の人生をどこかで「ジャンプアップ」させようとする時に、人脈はある程度即時性とか即効性を期待できるような魅力的なカードにもなったりする。もちろん、人脈という言葉に対して悪意を持っているわけではなくて、人との出会いは当然、一生の宝物になることもあるし、自分とは違った能力を持っている人と付き合うことによって、今までの自分の世界では知りえなかった世界観や価値観を身に着けていくこともできる。だから当然、バリエーション豊かな人脈を持っている人は魅力的だし、それに関して、その人の人生を送っていない人がとやかく言うことではないと考えています。

僕の人脈に関する関心はひとつで、「どこまで人為的に人脈を作っていけば良いのか」という話なのです。何が言いたいのかというと、人と縁を結ぶというのは、良い面だけではないという話。どこかで、「畏(おそ)れ」があるぐらいでちょうど良いんじゃないかという話をしたいのです。

パワーあるものとのご縁

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占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。2014年から『VOGUE GIRL』で週間・上半期・下半期の『しいたけ占い』を連載中。近著には『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』、『anan特別編集 しいたけ.カラー心理学 2020』などがあります。