指摘されるとダメージを受け過ぎる
今回の相談者の方は、仕事でひとつでもなにか指摘されてしまうと、これまで積み上げた自信がガラガラと崩れてしまうそうです。自分の仕事ぶりに自信が持てなくなってしまうそう。
とある日も、この相談者の方よりもツッコミどころ満載な仕事ぶりの同僚から、「アレ抜けてたから入れておいたよ」と言われてしまい、「あの人に指摘されるなんて!ガーン」となってしまったそうです。
どうでもいいことで指摘されても、普段はなんとも思わないのに、仕事となると結構なダメージを受けてしまうそう。また、仕事ぶりが尊敬できる人に言われる(指摘を受ける)と、むしろ喜んでしまうようなのですが、先ほどのように、仕事ぶりがテキトーな人に言われると怒りの感情が出てきてしまうとのこと。
お手紙の最後には、「完璧主義で自分に期待し過ぎなのでしょうか?」と綴られていました。
では、今回のお手紙から取り上げたいのが「指摘されるとダメージを受け過ぎる」の話なのです。
これはもう、すごくわかります。
相談者さんがおっしゃっている、「どうでもいいことで指摘されてもなんとも思わないのだけど、仕事の指摘となると、受けるダメージが違う」についても、完全に同意します。ただ、僕自身は仕事ぶりが尊敬できる人に指摘されたとしても、「あー、そうですか。。。」とダメージを受けてしまうと思います。
それで、今回のお手紙を頂いて、僕なりに「なんで、仕事上での指摘に対して、ものすごいダメージを受けてしまうのか」について考えてみたのです。
そうしたら、これは僕のケースなのですが、やっぱり、仕事って「込め方」が他にある物事とは違うような気がしたのです。
たとえば、これも僕の事例なのですが、僕は自分が手がけるお仕事についてひとつひとつ、
A→B→C→D→E
というような感じで、やはり、構成というか、そのひとつの仕事を提出していくために、AからEまでの繋がりとか、全体像をちゃんと考えた上で、それを完成させることにはこだわります。
たとえば、このお手紙マガジンの返信についても、「この事例にお答えする場合には、まず、最近自分が体験した話を入れておく方がわかりやすいかも知れないから、Aの始まりの部分に、自分の話をしよう」とやっています。そこから、話をBに展開させていく。
でも、そのような「狙い」や「願い」を込めて提出したお仕事に関しても、自分のマネージャーさんにチェックしてもらうと、
いつも温かいサポートありがとうございます。メッセージも読ませてもらっています。僕はこの場所が「近所の寄り合い所」みたいになってくれたらすごく嬉しくて。あなたの声が聞けて嬉しいです。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。